これは欲しい逸品ですね!メガネかけても観ることができるのかな?
記事によると、映画やゲーム好きにとって、いかに臨場感を味わえる映像環境を整備するかは永遠のテーマ。大型テレビやプロジェクターに加え、最近は新たな選択肢として、頭部に装着して目の前に“大画面”を映し出す「ヘッドマウントディスプレイ」が注目されています。今回は3Dにも対応するソニー「HMZ−T3W」(市価9万5千円程度)を通じて、その可能性を探ってみます。
T3Wは昨年11月に発売された最新モデル。本体とは別のプロセッサーユニットと、テレビやブルーレイディスクレコーダーといった再生機器をHDMIケーブルでつなぎ、ワイヤレス接続した本体を装着して映像やゲームを楽しむことができます。視界の大部分がふさがれるため、装着して動き回るのは危ないかもしれません。
今回は主にソニーの「プレイステーション3(PS3)」とつなぎ、DVDやブルーレイディスクで映像を鑑賞してみました。本体内側にはHD有機ELパネルが両目用に1枚ずつ搭載されており、装着することで仮想750インチ相当の映像が目の前に映し出されます。眼鏡をかけたままでも使用でき、まるで目の前に映画館のスクリーンが現れたかのような新鮮な感覚には驚くばかりでした。
音声も最大7・1Chのサラウンドを楽しむことができ、付属のイヤホンでも十分な迫力。3D映像にもはっきりした奥行きがあり、対応ゲームでは「酔い」を感じるほど。4Kテレビの登場もあって3D対応テレビの存在感が薄くなりつつある中、3D映像に没入できる機器としての可能性も感じられました。
もちろんDVDよりブルーレイの方が高精細な映像を楽しめましたが、PS3のアップコンバート(高解像度化)機能もあってDVDでも十分な迫力。対応ケーブルをつかえばスマートフォンなどともつなげますが、HD動画でないと画質の粗さが目立ちます。
映像体験の「未来」を味わえる製品なのは間違いありません。ただ、本体装着時に窮屈さを感じるかもしれません。モデルチェンジで軽量化が進んだとはいえ、長時間使用すると頭部が疲れたり、圧迫感を覚えたりもしました。本体の着脱や焦点を合わせる調整にも慣れが必要。本体とつながったバッテリーパックもややかさばるなど、製品としての「発展途上」さも感じます。購入を検討する場合は、できれば実物を一度装着してみることをお薦めします。
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