記事によると、大正12年に出版された『ダイアモンド』(山崎商店出版部刊)は長らく、知る人ぞ知る“幻の専門書”だった。著者はシチズンの前身、尚工舎(しょうこうしゃ)時計研究所の初代所長を務めた岩田哲三郎。歴史、逸話や迷信、鉱物としての性質、加工法、産地や流通に至るまで、欧米を視察した岩田がダイヤモンドについて知り得たことを網羅した力作で、いまなお貴重な資料となっている(一昨年に田中貴金属ジュエリーから復刻出版された)。
本書はこの“幻の本”をベースに、日本人がどのようにダイヤモンドを受容し、愛してきたかを易しくひもといている。同時に、国内外の宝飾店がひしめく東京・銀座の変遷と、その魅力を紹介するとのことです。
内容紹介 発売日: 2012/12/7
「ダイヤモンド」と「銀座」の親密な関係
銀座が今ほどの華やかな街となるのは、明治政府の肝いりで煉瓦造りの欧米風な景観が完成した、つい140年ほど前のこと。
ダイヤモンドをジュエリーとして日本人が身につけるようになるのも明治維新以後。多くの人たちが小説などを通じて、その存在を知るようになるのは明治後期。さらに、身につける人が増えるのは戦後のことで、まだ100年にも満たない。
しかし、決して長くはない歴史のなかで、この街、この宝石は日本人を魅了してきた。
数々の地理的条件に恵まれ、人、物、事が集まる中心地となった銀座。
数々の自然条件が奇跡のように重なり合い、硬くて透明な宝石になるダイヤモンド。
そこにまつわる時代、人々の思い、思惑。そして、銀座とダイヤモンドの親密な関係…。
ダイヤモンドと銀座制作委員会
小学館
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