記事によると、『推理・邪馬台国と日本神話の謎日本民族の誕生 環日本海古民族と長江流域文化の融合』
現在の人類は約10万年前にアフリカを出た一群の人々の子孫だという。その一部が3万〜4万年前に日本列島にたどり着いたとされる。では彼らがわれわれの祖先なのであろうか。
縄文時代の西日本の人口は全体の4%でしかなかった。圧倒的多数が東日本に居住していたのである。その理由は何か。そして弥生文化の源流は一体どこなのか。
原日本人(縄文人)が暮らしていた日本に朝鮮半島から多くの弥生人が渡来して、現在の日本の原型ができあがったとする従来の説を根底からくつがえす、地域文化論や数理学を駆使した壮大な歴史ロマンとのことです。
内容紹介
いまから、4万年~3万年まえごろに、私たちの祖先は、日本列島にたどりついた。現生人類の祖先が、およそ、10万年まえごろに、アフリカを出発してから、6万年~7万年たっている。長い旅路のすえに、ユーラシア大陸の東の、さいはての地にいたった。
この地でも、さまざまな災厄にあった。約2万5000年まえに、火山の大爆発があった。約7000~6000年まえごろにも、南九州で火山の大爆発があった。このとき、西日本は、ほとんど壊滅状態になったとみられる。
弥生時代にはいってから、人口は、急速に増大する。ほぼ弥生時代に、日本民族の原型は、形成されたとみられる。
稲作は、どこから来たのか。日本語は、どこから来たのか。『魏志倭人伝』に記されている「下が短く、上が長い」やや特異な弓は、どこから来たのか。
「干欄式建築」といわれる建物の、逆さ台形の屋根の形は、どこから来たのか。鵜飼や竹馬などの習俗は、どこから来たのか。
この本では、これらを、総合的に考える。
安本美典
勉誠出版
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